1曲目のRedは減音階(ディミニッシュスケール)でできています。減音階とは、全音と半音を交互に並べた音階で、全音から始まるパターンと半音から始まるパターンがあります。Redは半音から始まるパターンを使っています。Redの場合、ミ、ファ、ソ、ソ#、シ♭、シ、ド#、レの音で構成されています。減音階は長調でも短調でもありませんが、完全な無調ではないそうです。初めて聴いたとき※はガシャガシャしたわけのわからない曲だと思いましたが、聞きこんでいくうちに感動するようになり、その後、その独特の音階が減音階だということを知りました(当初は全音音階だと思っていました)。
間奏部分のチェロで弾いている箇所も減音階です。以下のようになっています(繰り返し部分は省略しています)。
ソ、ミ、ファ、シ♭、ラ、ファ、ソ、ソ#、ド#、ド#、シ、ミ、ミ、ソ、ソ#、ド#、シ、ミ、シ、ラ、ミ、シ、レ、ミ~
この部分は上で示した減音階+ラの音で構成されています。ラの部分は短調的に聴こえます。また、時折長調が挿入されています。たとえば、ベースのミ、ソ、ソ#、ソ、ミ、レ#、ミ、レ#とか、エンディングの直前のリフなどです。減音階の緊張した感じから長調の弛緩した感じに変化する箇所も感動ポイントです。
Red以外にもいい曲が詰まってます。1曲目と2曲目のつながり方もいい感じです。キング・クリムゾンを聴いたことのない方は、このアルバムから入るのがいいと思います。
このアルバムについては、アマゾンのレビューが詳しいです。
※NHK-FMの渋谷陽一の番組のヘヴィメタベスト10。なぜかRedが5位でした。しかし、Redはヘヴィメタではありません・・・

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