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2024年12月22日日曜日

限りある時間の使い方(オリバー・バークマン著)


限りある時間(人生80年とすると4000週間)を有効に使うにはどうすればいいかを説いた本です。多くのページがその考え方の説明ですが、具体的な行動指針もあり、参考になりました。内容は、映画「僕のワンダフルライフ」や本「ウルトラランナー 限界に挑む挑戦者たち」に通じるものがありました。

楽天アマゾンにあります。目次は以下の通りです。
  • イントロダクション 長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる
  • Part 1. 現実を直視する
    • 第1章 なぜ、いつも時間に追われるのか
    • 第2章 効率化ツールが逆効果になる理由
    • 第3章 「時間がある」という前提を疑う
    • 第4章 可能性を狭めると自由になれる
    • 第5章 注意力を自分の手に取り戻す
    • 第6章 本当の敵は自分の内側にいる
  • Part 2. 幻想を手放す
    • 第7章 時間と戦っても勝ち目はない
    • 第8章 人生には「今」しか存在しない
    • 第9章 失われた余暇を取り戻す
    • 第10章 忙しさへの依存を手放す
    • 第11章 留まることで見えてくるもの
    • 第12章 時間をシェアすると豊かになれる
    • 第13章 ちっぽけな自分を受け入れる
    • 第14章 暗闇のなかで一歩を踏み出す
  • エピローグ 僕たちに希望は必要ない
  • 付録 有限性を受け入れるための10のツール

2024年9月1日日曜日

ウルトラランナー 限界に挑む挑戦者たち(アダーナン・フィン著、青土社)

トレイルのウルトラマラソンについての本です。

著者は元々、サブ3のロードのランナーで、ジャーナリストです。その彼がウルトラマラソンに挑戦し、最終的にUTMB(ウルトラトレイルデュモンブラン)を走ります。その過程でいろんなランナーに話を聞きます。印象に残った言葉がいくつかありました。

「残りの距離を考えると苦しくなる」というのは私もそう思います。残りの距離を考えずに走った方が楽に走れます。戸田彩湖ウルトラマラソンの場合は1周を積み重ねていく感じで、サロマ湖100kmウルトラマラソンの場合は5kmを積み重ねていく感じで走ると楽です。なので、「残りnkm」の表示を見るとがっかりします。

また、「トレイルのレースには白人しかいない」という指摘もありました。トレイルのチャンピオンよりもはるかに速い黒人ランナーがたくさんいるのに。日本人を含むアジア人も走っていますが、トレイルのスターではありません。

最後の方で、「ウルトラの醍醐味はゴールではない。レース途中で体験する"今この瞬間を生きている"という鮮明な感覚である」という言葉がありました。これにも同意します。私の場合、ゴールの瞬間は「やれやれ」という感じで感激はありませんが、走っている最中に「つらい、生きてるよ」という感覚になることがあります。

私はトレイルは走りませんが、面白かったです。楽天にもアマゾンにもあります。

2024年2月18日日曜日

白内障の罠(深作秀春著、光文社)

タイトルの「罠」には特に意味はありませんでした。内容は以下のとおりです。Amazonにもあります。
  • 序章 「見る」とは何か?
    • モネの絵を題材に、白内障の症状を説明しています。
  • 第1章 白内障とその原因、予防
    • 白内障の原因について書いています。32ページの1行目「水晶体のレンズカプセル」はその後ひんぱんに登場する言葉なので、ここで理解しておく必要があります。
  • 第2章 白内障の治療
    • 白内障手術と眼内レンズの進歩について書いています。特に、回折型多焦点レンズについて詳しく述べられています。
  • 第3章 良く見える目のために-屈折矯正手術を知る
    • レーシックとICL(眼内レンズを使った屈折矯正手術)について書いています。
深作眼科の宣伝の記述が多いですが、その部分は流して読めば問題ありません。回折型多焦点レンズの説明が面白かったです。私は、保険適用の単焦点レンズですが、見え方には満足しています。

良い眼科を見つけるのは難しいです。手術は一回限りなので比較もできません。私は、グーグルマップの評価点とコメントで候補を抽出し、医師の学歴と職歴を見て、徒歩圏内の個人病院を選びました。個人病院にしたのは、誰が執刀するかがわかるからです。今のところ成功したと思っています。

2023年8月13日日曜日

Excel パワーピボット(鷹尾祥著、翔泳社)


BIツールの基礎を学べます。Power QueryとPower Pivotをバランスよく扱っています。内容は以下のとおりです。なお、楽天にもあります。

第1部 理論編
  1. Excelの常識を買えるモダンExcelの登場
    • 著者が「モダンExcel」と言っているのは「BIツール」と同じ意味です。本書が出版された時期にはまだBIツールは一般的ではありませんでした。
  2. モダンExcelによる全自動レポートの仕組み
    • Power QueryとPower Pivotを使った集計の概要を説明しています。
第2部 実践編
  1. 実践にあたって
  2. まずは基本の星型モデルで7つのステップをマスター
    • Power QueryとPower Pivotを使った集計の作り方を説明しています。最終的にレポートを作成します。また、カレンダーの作り方と使い方を説明しています。カレンダーは集計に必須です。
  3. 商品別収益性分析
    • 2で作ったレポートに、商品ごとの利益を追加します。クエリのマージを実習します。
  4. 商品カテゴリー・商品別の売り上げ割合
    • Power Pivot(DAX言語)を使ったメジャー(集計用の数式)の作り方と、リレーションシップについて説明しています。
  5. 当期累計売上
    • 累計の作り方を説明しています。Power Pivot(DAX言語)での累計の作り方は画期的にシンプルです。
  6. 売上前年比較
    • DAX言語を使った前年比較の作り方を説明しています。
  7. 予算vs実績比較
    • フォルダーからのファイルの取り込みを説明しています。また、ピボット解除について説明しています。ピボット解除は集計に必須の処理です。
  8. ダッシュボード
    • 前章までで作ったデータをグラフ化します。おまけ的な章です。
Excelのパワークエリとパワーピボットの考え方は、Power BIやQlik Senseなどの他のBIツールと同じです。ExcelでBIツールのスキルを身に着けることができます。

2023年7月9日日曜日

データスマート Excelではじめるデータサイエンス入門


Excelを使ってデータサイエンスを実習する本です。AIの仕組みを学ぶことができます。
内容は以下のとおりです。なお、実習用のサンプルデータをダウンロードできます。
  1. 今さら人に聞けないスプレッドシートについての必要な知識
  2. クラスター分析パート1: k平均法を使用した顧客ベースの区分
    • 人々をいくつかのセグメントに分類します。
  3. ナイーブベイズとその単純さゆえの驚くべき軽量性
    • ナイーブベイズ法を使って文章を分類します。
  4. 最適化モデリング: 「新鮮な搾りたて」のオレンジジュースがブレンドされているはずがない
    • 最適化を使って、与えられた条件での最適なジュースのブレンドを求めます。
  5. クラスター分析パートII: ネットワークグラフとコミュニティー検出
    • ワインの購入履歴から顧客をグルーピングします。
  6. 初期の教師あり人工知能ー回帰
    • 線形回帰を使って妊娠している顧客を予測します。
  7. アンサンブルモデル: 大量のまずいピザ
    • バギング決定株のモデルを使って、妊娠している顧客を予測します。
  8. 予想: 当たらなくても一息ついて落ち着こう
    • ホルト乗法平滑法などを使って、商品の売上を予測します。
  9. 外れ値の検出: 外れているからといって重要でないわけでない
    • k近傍法などを使って外れ値を検出します。
  10. スプレッドシートからRに移行する
    • Excelで実習した例題をR言語で実行する方法を説明しています。
この本を読んで、AIはそれほど賢くないことが理解できました。

2023年6月25日日曜日

Learn Python 3 the HARD WAY


エディターで(開発環境ではなく)実際にコーディングしながらPythonの基礎を学ぶ本です。著者は、エディターとしてatomを推奨しています。私はvimを使いました。

基本的なお約束を学ぶことができました。また、自動テストとWebアプリケーションの章(エクササイズ)はおもしろかったです。特に、Webアプリケーションのエクササイズでは、アプリを動かしながらコードの動きを確かめることができました。以下はエクササイズの抜粋です。エクササイズは全部で52あります。
  • はじめてのプログラム
  • コメントとハッシュ(#)
  • 変数
  • 文字列とテキスト
  • 出力、出力、出力
  • エスケープシーケンス
  • ユーザーに質問する
  • 引数、アンパック、変数
  • ファイルの読み書き
  • 関数と変数
  • ifとelse
  • whileループ
  • リストの要素に開く瀬世ウする
  • コード設計とデバッグ
  • 辞書、なんて便利な辞書
  • モジュール、クラス、オブジェクト
  • オブジェクト指向分析設計の基礎
  • 継承とコンポジション
  • 君自身のゲームを作ろう
  • プロジェクトの雛形
  • 自動テスト
  • はじめてのWebアプリケーション
  • ブラウザから入力を取得する
  • Web版ゲームアプリケーションを始めよう
この本を読む前に、もう少し高度な本を読んだらちんぷんかんぷんだったのですが、これを読んだ後では、少し頭に入ってくるようになりました。楽天にもあります

2022年11月27日日曜日

データ分析のためのデータ可視化入門(キーラン・ヒーリー著、講談社)


データをグラフ化することがあるすべてにおすすめします。すばらしい本です。

R言語の本ですが、R言語が必要ない人にも有益な本です。ggplotを使ってデータをグラフ化しながら、わかりやすいグラフの書き方を説明しています。第1章と第8章はR言語の知識がなくても読めます。しかし、コードを打ち込みながら読むことをおすすめします。使っているのはggplotだけで、R言語未経験者でもできると思います。以下はこの本の章立てです。
  • 第1章 データを見る
    • 悪いグラフの実例を紹介、説明しています。
  • 第2章 さあ、始めよう!
    • R言語とR Studioについての説明です。
  • 第3章 プロットを作る
    • ggplotとtidyデータについての説明です。
  • 第4章 正しい数値の示し方
    • ggplotのオプションについて説明しています。
  • 第5章 データの整理・ラベル・メモの追加
    • データの集計方法などについての説明です。
  • 第6章 モデルデータの可視化
    • 統計モデリングについての説明と実例です。
  • 第7章 地図を描画する
    • ggplotを使った地図の描画の仕方を説明しています。
  • 第8章 プロットを整える
    • 色とプロットの使い方について説明しています。また、ケーススタディでは、悪いグラフの実例とそれらの修正方法について説明しています。
なお、プログラムコードにはほとんど間違いがありませんでした。P242の図6.3と、P298の図8.17のコードがたぶん間違いです。楽天にもあります

2022年7月17日日曜日

「入門 機械学習」(Drew Conway, Johon Myles White著、オライリー・ジャパン)


R言語を使った機械学習の本です。原題は"Machine Learning for Hackers"です。データスマートで推薦されていたので読みました。

プログラムコードの説明が主体で、数学や統計の知識が乏しい私にも理解できました。また、機械学習の知識を増やすこともできました。ただし、下記2点の問題がありました。改版で修正されることを期待します。

(1)プログラムコードに間違いが多い
 実際にプログラムを入力して実行すると、ときどきエラーになりました。原書のサイトのプログラムは正しく動いたので、翻訳時の動作確認が不足しているのかもしれません。

(2)プログラムコードが古い
 ggplot関数で、最新のR言語ではエラーになるオプションが使われていました。出版年が古いからだと思います。

2019年4月14日日曜日

ダイエットの科学 - The Diet Myth by TIm Spector (白揚社)


原題は「ダイエットの神話」です。食べ物に関する世間の神話(常識)が本当なのかを、自分の体を実験台にしたり、双子の研究などから一つ一つ検証しています。また、腸内細菌に焦点をあてています。

食事を多様にすることによって腸内細菌が多様になり、それが健康につながる、何か1つの食べ物を食べたりやめたりすることでやせたり健康になったりすることはないと言っています。また、著者は特に、食物繊維、地中海式食事、ポリフェノールは体に良いと言っています。

私は、海藻は消化しないと思っていました。しかし、日本人の腸内細菌は海藻を分解できるそうです。また、大豆は必ずしも健康的な食品ではないということも知りました。肉の代わりに食べ過ぎない方がいいようです。ただし、発酵すると違う食品になるそうです。水を1日2L飲む健康法も根拠がないそうです。

著者はイギリス人です。2015年発行です。以下の写真は目次です。






2009年8月29日土曜日

4時間半熟睡法(遠藤拓郎著、フォレスト出版、1365円)

睡眠のコアタイム(0:00~6:00)の考え方を取り入れてみようと思いました。

著者おすすめの睡眠法は、以下のようなものです。

■平日は4時間半睡眠で乗り切る。
■土日のどちらかで7時間半睡眠をとり、体を回復させる。
■土日のどちらかは、パフォーマンスに支障が出ない6時間睡眠にする。

第4章は商品紹介でした。

1時間程度で読み終われます。