原題は「ダイエットの神話」です。食べ物に関する世間の神話(常識)が本当なのかを、自分の体を実験台にしたり、双子の研究などから一つ一つ検証しています。また、腸内細菌に焦点をあてています。
食事を多様にすることによって腸内細菌が多様になり、それが健康につながる、何か1つの食べ物を食べたりやめたりすることでやせたり健康になったりすることはないと言っています。また、著者は特に、食物繊維、地中海式食事、ポリフェノールは体に良いと言っています。
私は、海藻は消化しないと思っていました。しかし、日本人の腸内細菌は海藻を分解できるそうです。また、大豆は必ずしも健康的な食品ではないということも知りました。肉の代わりに食べ過ぎない方がいいようです。ただし、発酵すると違う食品になるそうです。水を1日2L飲む健康法も根拠がないそうです。
著者はイギリス人です。2015年発行です。以下の写真は目次です。
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