BIツールの基礎を学べます。Power QueryとPower Pivotをバランスよく扱っています。内容は以下のとおりです。なお、楽天にもあります。
第1部 理論編
- Excelの常識を買えるモダンExcelの登場
- 著者が「モダンExcel」と言っているのは「BIツール」と同じ意味です。本書が出版された時期にはまだBIツールは一般的ではありませんでした。
- モダンExcelによる全自動レポートの仕組み
- Power QueryとPower Pivotを使った集計の概要を説明しています。
- 実践にあたって
- まずは基本の星型モデルで7つのステップをマスター
- Power QueryとPower Pivotを使った集計の作り方を説明しています。最終的にレポートを作成します。また、カレンダーの作り方と使い方を説明しています。カレンダーは集計に必須です。
- 商品別収益性分析
- 2で作ったレポートに、商品ごとの利益を追加します。クエリのマージを実習します。
- 商品カテゴリー・商品別の売り上げ割合
- Power Pivot(DAX言語)を使ったメジャー(集計用の数式)の作り方と、リレーションシップについて説明しています。
- 当期累計売上
- 累計の作り方を説明しています。Power Pivot(DAX言語)での累計の作り方は画期的にシンプルです。
- 売上前年比較
- DAX言語を使った前年比較の作り方を説明しています。
- 予算vs実績比較
- フォルダーからのファイルの取り込みを説明しています。また、ピボット解除について説明しています。ピボット解除は集計に必須の処理です。
- ダッシュボード
- 前章までで作ったデータをグラフ化します。おまけ的な章です。
Excelのパワークエリとパワーピボットの考え方は、Power BIやQlik Senseなどの他のBIツールと同じです。ExcelでBIツールのスキルを身に着けることができます。
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