2009年6月29日月曜日

サロマ湖100kmウルトラマラソン2009(北海道紋別郡湧別町など-Lake Saroma 100km ultra marahon)


荷物預かりと引き渡しの手際が良い大会でした。タイムラグ0秒で自分の荷物が出てきます。

荷物預け用の袋は赤と青の2つあります。赤が55km地点のレストステーション行き、青がゴール地点行きです。袋にはあらかじめゼッケン番号のシールが貼ってあり、自分でタグを付ける必要はありません。

レストステーション行きの荷物袋には着替えや補食(私はパンとオレンジジュース、長袖のシャツを入れました)などを入れておけば、55km地点で着替えたり、ちょっとした食事をしたりできます。レストステーションには「ゼッケン番号監視人」が待ち伏せていて、到着した瞬間に「荷物引渡人」が袋を手渡してくれます。使用後の袋は、レストステーションを出発するときに「荷物預かり人」に渡せばゴール地点まで運んでくれます。

ゴール後の荷物引き渡しでも、カーリングホールの入り口のゼッケン番号監視人がトランシーバーで荷物引渡人に連絡をして、受け取り場所に入った瞬間に荷物が出てきました。

レストステーション行きの荷物以外に、スペシャルドリンクを30km、65km、80kmの3カ所に置けます。私は、ペットボトルにオレンジジュースを半分くらい入れて預けました。ガムテープを旗のように貼り付けて、そこにゼッケン番号を書いて渡しておくと、各地点に配置されます。30km地点では、給水地点手前で、スペシャルドリンクを預けた人に手を上げさせてゼッケン番号監視人がトランシーバーで給水地点のスペシャル引渡人と連絡を取り、到着すると同時にドリンクが出てきました。65km、80km地点では、番号順に並んでいるドリンクを引渡人が探して渡してくれました。

コースは30kmくらいまでは片側規制、ただし車はあまり通りません。そして、隊列がばらけてきたころに国道238号線に入ります。国道区間は交通規制がなく、道路の左隅を走ります。普通に車が走っているので、無理に追い抜いたりできません。

50km以降はゆるやかなアップダウンが連続します。80km以降のワッカはアップダウンの連続です。

レース全般に渡って前後にランナーがいるので、前後のランナーにある程度ペースを合わせる必要があり、本当のマイペースでは走れません。そのせいで、30kmくらいまでは、自分が調子いいのか悪いのかなかなか判断できませんでした。

距離表示は、50kmまではほぼ5kmおき、50km以降は1kmごとにあります。公認大会なので距離表示は正確です。

給水は、実質的には5kmごとです。味の素のアミノバイタルと水でした。所々に100%ジュースがありました。2.5kmおきに用意してある水は、「かぶり水」メインで、飲用としてはちょっと…という感じのものでした。昨日は暑くなかったので、2.5kmおきの水は飲みませんでした。給食は、20km地点からバナナが、35km地点からあんパンが置いてあります。公式の給水所以外に、私設の給水所が何カ所かあり、お汁粉(餅入り)をいただきました。

コース内のトイレは少な目です。女の人が草むらで用を足していたくらいでした。私も10km付近で立ちションをしました。男の小なら、建物の中のトイレがおすすめです。みんな大の方に並んでいて、小はあいていました。2時起きの5時スタートなので、大がうまく出ません。私も2回トライしたものの全く出ず、あきらめました。結局、最後まで出ずじまいでした(走行中におならは出ました)。小は3~4回いったと思います。寒かった割には回数が少なかったです。

ホテルは、スタート地点に近いところを選び、紋別セントラルホテルに泊まりました。前日の夕食が魚介類中心で、ランナー食(炭水化物中心)ではなかったことと、サウナの熱が風呂場に入ってきて、風呂場が異常に熱かったことに閉口しました。

ホテルのそばにはセブンイレブンとセイコーマート(北海道地盤のコンビニ)がありました。食料の現地調達は充分可能です。

シューズは結局、WAVE RIDER 12の新品を履きました。

羽田空港での受付。近ツーの場合、航空券は空港でもらいます。

機内。紋別空港往きはANAの1便のみ。中部や関西の人は女満別行きです。

オホーツク紋別空港は小さい空港です。

オホーツク紋別空港に降りたところ。

受付会場。WILLCOMは圏外でした。

ゼッケン引き渡し所。袋は床に番号順に並べてあり、すぐに手渡してくれました。

受付会場裏の公園はテントだらけでした。

スタート地点はここではなく、隣の道路でした。

4km地点

前夜祭サブ会場

前夜祭メイン会場

いも団子。おいしかったので3つも食ってしまいました(本当は1人1個)

スタート会場の仮設トイレ。小と大がペアになっていて一列に並べません。

送迎バス。旅行代理店のツアーは高いけど(10万円)便利でした。

当日のスタート会場。濃霧で寒かったです。

スタート直前。太平サブローがスピーチしました。

25kmの給水所付近

ここはあっさりと通り過ぎないといけません。

60km手前くらい

74km地点の私設エイド。ここでお汁粉を食べました。

ワッカ原生花園。ここは走る価値があります。80km過ぎ。

ゴールです。

ゴール後、食券を使って食事ができます。

ホテルの窓から撮影した紋別市内

2009年6月15日月曜日

近況


奥秩父三峰山マラソン2009(埼玉県秩父市大滝-旧大滝村-Mt Mitsumine road race)


来年の開催は決まったようですが、今後の存続が危うい大会です。

関東地方のランニングブームの影響は、こんな小さな大会にも及んでいました。去年に比べて参加者がかなり増えました。昨年は10km、4km一斉にスタートしましたが、今年は3分ずらしてのスタートとなりました。

電車の場合、西武池袋駅から特急で西武秩父まで行けば、あとは送迎バスで現地まで運んでもらえます(約40分)。車の場合は、大滝中学校に停め、そこから送迎バスで会場まで行きます。私は池袋発の特急で西武秩父へ向かいました。大滝中学校の近くに温泉があるのですが、送迎バスを途中で降りて温泉に入る気にはなりません。車なら帰りに温泉に入れるのにと思いました。

送迎バスには付き添いの人も乗ることができます。付き添いの人は、ゴール地点まで、参加者の荷物といっしょにバスで運んでもらえます。エントリー時に付き添い人数を書くことになっていますが、たぶん書かなくても大丈夫です。

スタート地点のトイレは不足気味です。大は山頂まで我慢しましょう。男の小は全然混んでいません。更衣室もありますが、男性はほとんど外で着替えています。

コースはきついです。10kmコースは実際には9.6kmくらいしかないのに、ハーフよりもきついです。やぶはらや柏崎の後半ほどの急勾配はないものの、ずっと中勾配の登りで息の抜きどころがありません。ゴールまでほぼずっと、フル心拍数での無酸素運動が続きます。ゴール手前で、危険な感じの呼吸をしている人がいました。無理は禁物です。前半抑えめの方が結果的にいいタイムが出ます。

10kmの給水所は3カ所、いずれも水です。ゴール後にスポーツドリンクと水をもらえます。距離表示は1kmごとだったり2kmごとだったりです。

この大会には毎年、大東文化大学陸上競技部の選手が招待され、閉会式で一言ずつ、感想や今後の豊富などを話します(上の写真)。今回はそれに加えて顧問の青葉さんの話も聞けて、ちょっと得をした気分になりました。

送迎バスの関係で、閉会式終了(13時過ぎ)まで帰れません。閉会式で表彰式を見たり抽選会に参加したりするのがほぼ必須です。そういうのが面倒くさくない人には参加をお勧めします。登り坂の苦痛を味わってください。


西武秩父駅からバスの送迎があります。スタート地点まで約40分。

送迎バス車内

車は大滝中学校に停められます。

受付

スタート地点

開会式

スタート直前

計測システムのないゴール

計測は手動。順位は番号札とゼッケンを照合して記入していました。

三峰山の神は狼または山犬です。

三峰山の駐車場を上からみたところ。

マラソン大会お約束の豚汁サービスもあります。でもなぜ豚汁?

閉会式は参加必須。なぜなら帰りのバスは閉会式後に出るから。

閉会式場

大東文化大陸上競技部特別顧問青葉昌幸さん。おもしろい話を聞けました。

帰りは会場から1時間かかり、14:25発の特急にぎりぎりでした。